留学検討中の方によく読まれている記事
オーストラリアは南半球に位置する国です。日本とは季節が逆になるので、夏のクリスマスは有名ですが、それ以外でも南半球ならではのことがありますので、今回はそれらをご紹介します。
少しオーストラリア生活に疲れてきた時は、雄大で、なんだか可笑しな大自然に癒されてください。
魅力的なオーストラリアの空
オーストラリアで生活をすると、海や山、砂漠と大自然を目の当たりにすることが多いのですが、その中でも空は、特別な場所に行かなくてもキレイだなと日常で感じられる大自然といえるでしょう。
オーストラリアの空は広く、雲ひとつない青い空が広がる日もたくさんあり、その青い空が夕方になるとピンクから紫へと移り行く姿はとても幻想的です。
空が広いといっても、空はどこも同じでしょ?と思うかもしれません。確かに同じ空ではありますが、国土の違いや高い建物のない住宅地、電線が張り巡らされていなく、信号の少ない街並みから見上げる空は、やはり広いです。
そんなオーストラリアの夜空には、星がたくさん散りばめられ、天の川もキレイに見え、夜空は夜空ならではの魅力的があります。
オーストラリア生活が辛い時は夜空を見よう
海外で生活をすると、疲れること、辛い時期は訪れるものです。言葉の壁で凹んだり、いくらSNSが充実していても、友達や家族を思い寂しくなるかもしれません。
そんな時は、夜空をぜひ見上げてください。特に満月の夜は気分転換のチャンスですよ!
満月の夜がオススメな理由は
満月を見上げることを気分転換にオススメする理由は、満月を見ればみるほど「あれ?なんだか違う?いやいや月は月、違うわけがないでしょ。」と不思議な気分になるのです。
なぜしっくりこないかというと、月の模様が日本と180度逆になるからです。南半球から見えるウサギは尻もちをついています。実際には、月の模様が逆さまというよりも、北半球と南半球では私たちが逆さまに立っているので、月の模様が上下逆さまに見えるわけです。
この模様を見て、面白い!と思えれば、そこで気分も変わります。ただそこで、日本の見慣れた月が見たいんだ!と思うのであれば、逆立ちをして月を見てください。日本と同じ模様になりますよ。
逆立ちをして、何しているんだろう?と思えたら、またそこで気持ちを切り替えるチャンスです。
オリオン座もオススメ
見つけやすい星座の1つ、オリオン座も是非探してみてください。オリオン座といえば、中心に星が3つですよね。似ているようで何か違うのは、やはり星座も逆向きだからです。
オリオン座の赤く目立つ星「ベテルギウス」は左上にあるべきですが、オーストラリアでは右下に見えます。
特に星座に詳しくなくても、空を見上げると「何か違う…」という気分になり、何が違うのか?と考えるうちに、意識が夜空に集中し、ネット検索したりと寂しい気分も薄れるはずですよ。
そして南半球にいられる時間の価値を、再確認してみてはいかがでしょうか?
目印がない!
日本地図を作った人物といえば伊能忠敬ですが、伊能忠敬は北極星を観測して緯度を測定しました。この方角の目印とも言われる北極星はオーストラリアでは見られません。
ただし、日本では見ることが難しい南十字星を見ることができます。南の空にほぼ一年中見ることができるので、是非見つけてみてください。
そして、ここでのオーストラリアらしいeasygoing(のんびり行こうよ!気楽に行こうよ!)なオチは、南十字星の近くに「ニセ十字星」という星があるので、気を付けてください。
オーストラリアの国旗にも描かれている南十字星の近くに偽物があっていいのか?と思いますが、十字の左側に明るい星が2つ見られたら、それが本物です。
おわりに
オーストラリアに住むと、のんびりを通り越して大変なこともあります。文化の違い、食の違い、発想の違い、言葉の壁以外などでホームシックになりそうな時は、是非オーストラリアの夜空を見上げて見てください。
自然芸術のだまし絵を見ているようで、きっと元気をくれますよ。
この記事を書いた人
nao
オーストラリア在住です。日本人というだけで「Sushi(海苔巻き)が巻けるはずだ!」という期待がかかることが多いので、海外留学予定の方は練習しておくことをオススメします。
私も期待に応えるべく、友人やYou Tubeに教わりながらここで必死に習得しました。今では「日本人ですからね~巻けますよ」という顔をして披露しますが、日本では一度も巻いたことありません。