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海外生活というと太りやすいというイメージがありますが、オーストラリアも例外ではありません。どういったことに気をつけるのか、そして太る原因がどこに隠されているのかをご紹介します。
オーストラリアのケーキ事情
オーストラリアは世界中の国と比べても、肥満率の高い国だということをご存知でしょうか?夏はとても熱くなる国ということもありますが、アイスクリームの消費率は、世界の中でトップレベルです。
オーストラリアで生活して間もない頃は、カフェやパン屋さんに並ぶマフィンやケーキがとても美味しそうにみえます。デコレーションが可愛いカップケーキや、食欲をそそるため危険です。
オーストラリアでケーキを食べて、美味しい!また食べたい!という味に出会えたら、そのケーキは何かのお祝いや、ご褒美の時の為に覚えておきましょう。ほとんどのケーキは甘すぎたり、お砂糖がジャリっと舌に残り、美味しいと思う前に、甘いという感想がでてくるからです。
そして日本のようなフワフワスポンジや、滑らかなクリームは期待できません。クリームや生地がしっかりしているケーキが多い中、ラミントンというケーキはフワフワです。このラミントンは激甘でもなく、フワフワで食べやすいのですが、とても大きな四角いケーキです。
もとから甘いものが大好きな方ではない限り、オーストラリアでケーキにはまって体重増加ということは少ないと思います。
何が体重増加の原因になるのか?
1つ考えられるのが飲み物です。日本のように、無糖のお茶という選択肢が手軽にありません。もちろんアイスティーはありますが、お砂糖入りのレモンティーやマンゴーフレーバーティーなどが主流です。
アイスコーヒーも、日本のアイスコーヒーとは違い、ブラック無糖のアイスコーヒーはありません。上にホイップクリームがのった、フラペチーノのような飲み物がアイスコーヒーが当たり前で、市販のアイスコーヒーもミルク入り、お砂糖入りです。
シュガーフリーの炭酸飲料もありますが、手軽に買える純粋な無糖の飲み物といえば、ミネラルウォーターしかありません。喉の渇きを潤すのに、毎日こまめにお砂糖入りの飲み物を飲むことは、体重増加の大きな要因となります。
太りやすい食事
オーストラリアでは、食事のメインはお肉が主流です。チキン・ビーフ・ポーク・ラムと種類はありますが、毎日お肉を食べていると、やはりお魚よりは摂取カロリーが上がります。
3食パンということも珍しくないので、パンにジャムやバターを塗ると、白いご飯よりもカロリーが高いです。お菓子もパッケージは美味しそうなのですが甘すぎたりします。しょっぱいものといえばポテトチップスやクラッカーですが、やはり太りやすいです。
つまり、オーストラリアの食事の全体的なカロリーは高めといえるでしょう。
カロリーオーバーになりやすい生活習慣
オーストラリアの方は、毎日湯船に浸かるということはまずありません。シャワーだけしかない家が珍しくないほどで、季節を問わずシャワーを浴びるだけでバスタイムが終了します。
日本人はとてもバスタブが恋しくなるでしょう。
留学中、下宿先にユニットバスがあるだけでもラッキーです。ホームスティをする方も、ユニットバスがあれば、たまには使わせて貰いましょう。
この湯船に浸かるというのは、日本の生活習慣というだけでなく、体の調子を整えたり、基礎代謝を上げるので、健康面でもとても大切です。また、お風呂にゆっくり入らずに、カロリーの高い生活を続けると、カロリーオーバーになって当然ですね。
さらにオーストラリアは大都市ではない限り、車がないと外出が不便です。電車やバスはありますが、行ける範囲は限られていて、日本のように本数が多くありません。
そしてやはりオーストラリアも、夕方の1人歩きは危険です。こういったことが重なると、家にいる時間が増えるので運動量は少なくなります。
おわりに
オーストラリアでの生活を満喫したとはいえ、帰国時にあまりに太って帰るのは誰でも嫌ですよね。
オーストラリアは甘いものの誘惑もありますが、おそらく多くの日本人が、長く住むほど甘さにげんなりすると思います。甘いもので体重が増えるというよりも、ライフスタイルによる体重増加の可能性が高いです。
体重増加が気になりだしたら、飲み物に気をつけ、自炊を心がけてみてください。面倒でもカロリーは抑えられますよ。
そして一緒に外で運動できる仲間を是非見つけて、楽しく健康的にオーストラリア生活を満喫してください。
この記事を書いた人
nao
オーストラリア在住です。日本人というだけで「Sushi(海苔巻き)が巻けるはずだ!」という期待がかかることが多いので、海外留学予定の方は練習しておくことをオススメします。
私も期待に応えるべく、友人やYou Tubeに教わりながらここで必死に習得しました。今では「日本人ですからね~巻けますよ」という顔をして披露しますが、日本では一度も巻いたことありません。