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私が日本から、海外に初めて飛び出したのは、20歳の頃です。大学の夏休みを利用して、3か月アメリカ・ボストンへ行きました。
現在はオーストラリアに在住していますが、英語を話せるようになって何が良かったか、何が変わったか、ということを書いていきたいと思います。
英語が話せるようになって良かったこと
私が英語に関わるようになったのは、幼稚園に入る前でした。
まずは祖母が英語の講師をしていたことが大きく影響しています。そして、祖父母が海外旅行をよくしていて、行った先の現地の人と親しくなり、そのお友達が家に訪ねていらっしゃる、というシチュエーションもありました。
このような経緯があり、日本に居ながらにして英語に関わる機会があったのは早い方ではないかな、と思います。ちなみにその頃は、まだ身振り、手振り、ちょっとした単語しか話せませんでした。
それから、海外留学やワーキングホリデー、仕事・生活・ファミリーといろんな経験を経て英語が話せるようになり、【世界が広がった】と感じています。
どんな世界が広がったの?
漠然と【世界が広がった】ってどういうこと?と疑問を持たれる方も多いことでしょう。
学校や勤め先、パーティーなど、いろんな先々でお友達になった方との交流が深まっていくにつれ、いろんな経験談やその方のバックグラウンドの話を聞くことが多々出てきます。
オーストラリアは、多国籍国家、多民族国家、と称されることがある国です。ヨーロッパからの移民、アフリカからの移民、中国や北米・南米からの移民、アジアからの移民色々なところからたくさんの人が移住してきています。
そのため、英語が第2外国語となる人たちが多いです。同じ英語を話しても、アメリカ英語とイギリス英語が違うように、発音やアクセントがその人その人の出身国によってだいぶ違ってきます。
ここで、多国籍の人たちが集まるというポイントに注目してみましょう。その国ごとの文化、歴史、宗教や風習そして、地理に関わる話が出てくるため、それはとても興味深く、昔、学校の歴史や地理で習ったことあるなぁ、というトピックが出てきたりします。
また、逆もしかりです。私はこちらに来て、もっと日本というものを知っておくべきだな、と思いました。
海外の方達から、よく日本について聞かれたりします。これがもし、日本語しか話せなかったとしたらどうでしょう?
身振り手振りでも、ある程度のコミュニケーションは取れます。しかし、込み入った話やちょっと小難しいような話でも、相手に理解し楽しんでもらうためには、やはり、自分自身が「話せる」「意思表示をする」ということが大切になってくると思うのです。
つまり、英語が話せると世界中の人たちと繋がることができます。そして、普通に生きていれば知る由もなかった知識を深められるでしょう。
こんな時に使える人
海外旅行に出かけたことない人なんて今やいないんじゃないかというくらい、国際空港でたくさんの人をみかけます。
そう、海外旅行で英語圏でない国に行った場合も、上手か下手かはおいておいて、基本的にホテル、空港などでは英語が話せる人がたくさんいるということです。
そのため、現地のお得情報、レストラン情報、困ったときのお願いなど、英語ができるとできないでは、相手側の対応も変わってきます。もちろん、話せるにこしたことはありませんね。
あら、こんな事言ってたのね
昔からなんとなく知っていて、口ずさんだことはあるものの歌詞の意味はよくわかっていないという洋楽の歌はありませんか?改めて聞いてみると、「あら、こんなこといってたのね」と、歌の内容を理解したりできるようになります。
当たり前に感じるでしょうが、英語ができるようになると英語の歌詞がとってもクリアに頭の中に入ってくるのです。それは、音楽の世界でも別の世界に来た気がしました。
1番は、有名アーティストのコンサートに行ったとき、たまたまLIVE後にメンバーと出くわしたことがありました。その時、気軽に話しかけることができたのも、英語ができたからです。
日本語だったら、きっと、こんなチャンスも生かすことができず、相手を???マークでいっぱいにしていたことでしょう。
間違っている人はたっくさん
アメリカ、オーストラリアで学校に通っていた頃、私を含め、英語を第2外国語として話す、他の国の人たちの英語の間違いに気づくことが多々ありました。
日本人は、比較的、文法をとても正しく学校で学んできています。そして、そのおかげで、海外の英語学校でも、クラス分けの際、テストの結果を見て、上の方のクラスへ入れられることが多いです。
ここには重要なポイントが隠れています。なぜなら、英語を学んでいる人は、国籍・人種関係なく、結構間違った英語を話しているからです。
ここで私自身が初めて留学したときに経験談をご紹介しましょう。
私以外のクラスの生徒がヨーロッパからの生徒、南アメリカの生徒だったことがあります。他の国から来た生徒たちは、先生に当てられてから答えを考えてる、といった状態も珍しくなく、また、文法もかなり間違っていました。
もし、私があまり英語をわからない人だった場合、彼らの間違いになんて気づくこともなく、「あ~、彼らは英語がめちゃくちゃ話せてる」なんて思っていたことでしょう。
でも、ここで、私がいいたいのは、間違いを指摘したいわけではありません。何でも頭にひらめいたことを ”話してみる!” “使ってみる!” というチャレンジすることが重要だ、ということです。
間違いを恐れて話さないのが一番もったいない!間違ってていいんです!
英語が話せるようになる1番のポイント
休み時間は、私は日本人の生徒と過ごす事はほとんどなく、ほぼ海外からの生徒たちと一緒にいるようにしました。
いろいろ話してみると、「文法って難しい」と話していたことが思い出深いです。海外の人でも英語の文法は難しいんだと驚きました。
そう考えると、日本できちんと英語の授業を受け、文法も理解できる人なら、あとはチャレンジ精神のみで、英語はできるようになるといえるんじゃないか、と思います。
アメリカとイギリスで違った英単語があるように、いい表し方も違う場合がありますし、黒人のスラング英語が入ると、それこそ、もっともっとバリエーションに飛んだ、日本では教科書に載っていない言い表し方も出てきます。
間違いは気にせず、気分は外国人のつもりで思い切って話してみましょう。結構、周りの人は理解してくれるものです。
きっと、想像以上に英語での会話がスムースに行くと思います。
自分の殻から飛び出して
英語を使って、日本の殻、自分の殻から飛び出してみてください。
もっともっと違った世界、違った観点を知ることができると思います。
この記事を書いた人
SuperblueReina
オーストラリア在住です。留学は大学時代にアメリカに行っています。日本でいわゆるキャリアウーマンとして順風満帆な生活を送っていましたが、海外生活の夢が捨てられず、培ってきたキャリアを捨てて、26歳の時にワーキングホリデーでオーストラリアに来ています。その後、ご縁がありオーストラリアに住むことになりました。
ヘルシーエイジングライフクリエイターとして、オンラインショップやブログでヘルシーボディー=ヘルシーマインドをテーマに、いろんなことを配信しております。オーストラリアを中心に、他の国も含めた使えるリアル情報、オススメ情報などをお伝えしたいと思います。