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「英語を話せたらかっこいいけど難しいな」「英語を勉強しているけど、話すのは緊張する」など完璧な英語を話さなくてはいけないと思ってためらっていませんか?
英語を話したいという人のほとんどが基礎はできているのに、間違えるのを怖がって話せないと思い込んでいるように思います。海外の方に「日本人は英語を話せるのに、なんでそんなに恥ずかしそうなの?」と聞かれたことがあるほどです。
その方は日本人が片言であっても外国語である英語を努力して話しているのを見て、とても感心したといってくれました。伝わるかどうかが大事なので自信を持って会話をしてみましょう。
ここでは私が役立った英語を話すときのポイントをお伝えします。ポイントを押さえれば、あなた次第で会話が上達するでしょう。ぜひ参考にしてください。
強調したい単語を大きめに発音する!
文章が多少間違っていても、一番伝えたい単語を強調することでだいたい伝わるといわれています。逆に、一番聞きたい単語が聞き取れないと相手は理解できません。
例) I’m from Japan.
私は日本から来ました。
この場合は「日本」を強調したいので「Japan」を強調しましょう。
例) It was a wonderful time.
それは素敵な時間でした。
この場合は「素敵な」を強調したいの「wonderful」を強調しましょう。
「Thank you.」「Please ○○.」感謝を忘れずに丁寧に伝える!
質問をしたり、親切にされたら、必ず感謝の言葉「Thank you. 」を伝えることが大切です。質問して無愛想な態度だったり、期待していた答えでないと言い忘れてしまうことがあるかもしれません。また、何かお願いをするときは必ず「Please」を付けることを忘れないでください。
留学生の場合は、普段からご両親へ「ありがとう」と言う習慣はありますか?食事を作ってもらうのが当たり前で親へお礼を伝えていないという人がいるかもしれません。
日本にいるときからご両親に「ありがとう」と言う習慣を付けましょう。習慣付けておくことでホストファミリー宅でも食事を食べ終わった後やランチを準備してくれたときなどに自然に「Thank you.」と伝えられます。ホストファミリーもきっと快く思うはずです。
何も反応がない留学生だと生活に不安があるのかと思ってしまい、ホストファミリーも困ってしまうといいます。どこへ行っても、いつでも「Thank you.」は忘れなうようにしれくださいね。
恥ずかしがらず勇気を持って!
誰であっても知らない人と話をするときは緊張するものです。ましてや外国語でしたら更に言葉に詰まるでしょう。しかし、海外では自分から主張をしないと自然に気持ちを察してくれるという考え方はありませんので、恥ずかしがらずに思ったことや聞きたいことは話してみてください。
留学生の場合は、恥ずかしがっていてクラスメートへ進んで話すことができない、教室で発言しない生徒は語学力がのびません。カレッジなどでは試験でいくら高得点が取れていても教室で発言が乏しい場合は学習意欲がないと見なされ、マイナス評価となります。間違いを怖がらず、どんどん発言しましょう。
完璧な英語を求めず間違いを気にしない!
海外では日本のように駅員やレストランの店員等がいつも笑顔で接してくれるとは限りません。何度か聞き返されることもあります。
海外へ行くと相手も母国語が英語とは限らないため、英語の発音に癖があり、お互い聞き取りにくいということもあります。あなたの英語が正確かどうかが大事ではなく「伝わる」かどうかです。はじめのうちは間違ったらどうしよう、聞き直されて恥ずかしい、と思うでしょうが、何度も伝えようとしてみてください。文章にならないときは単語と身振り手振りで表現するのも良いでしょう。
留学生の場合は、はじめはホストファミリーの英語が聞き取りにくいかもしれませんが、彼らは何度も留学先を受け入れており、学生が英語を勉強しにくるとわかっているため、丁寧に話してくれます。
聞き取りにくいときは遠慮なく聞き返したり、ゆっく話してもらいましょう。辞書を引き、メモをしながら話すのもよいです。
何度も間違えて英語に慣れる!
間違えた時こそ言葉を覚えるチャンスです。恥ずかしい思いをすると、単語や発音を二度と間違えたくありませんので頭に記憶されます。
例えば、私は学生の頃、留学先のカフェでサンドイッチのピーマンを抜いて欲しくて「ノー ピーマン、プリーズ」と言ったら通じず、それまでピーマンが和製英語だということを知りませんでした。
ピーマンは「green pepper」が正しい英語です。とても恥ずかしい思いをしたので日本で浸透している和製英語(アルバイト、ホチキス、パン等) を確認して英語で覚えました。
単語や発音など、間違えたら随時メモを取り、あとで辞書で調べ、覚えた単語は友達を相手に使ってみましょう。その繰り返しをすることで単語を覚え、話すことに慣れてきます。
おわりに
ポイントを確認してみるとできていないところはありませんでしたか?ぜひひとつずつからでも実戦してみてください。流暢に英語が話すことだけが「英語が話せる」を意味するとは思いません。
自分なりのポイントを掴み、色々な国の方々とコミュニケーションをとってみましょう。
この記事を書いた人
Maple
アメリカへの留学やカナダでのワーキングホリデー経験があります。旅行も大好きで、これまでにヨーロッパやアジア圏など15カ国以上の国を訪れました。また訪れた国々で出来た友達と今も連絡を取り合い、彼らが日本を訪れる際は日本の観光案内をしています。そんな経験を通して知った世界のアレコレをお伝えできたらと思います。