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女性一人で海外に来られた場合、安全面はとても気になるところですよね。世界の中でも、比較的安全・治安が良いといわれているオーストラリアですが、オーストラリア国内でのニュースでは日本では取り上げられないような事件や災害は日々あります。
そこで今回は、自分で気をつけられるオーストラリアでの安全面について取り上げてみたいと思いますので、ぜひ海外生活を過ごすうえでの参考にしてくださいね。
女性は甘い顔と誘惑に注意
最近、オーストラリアの日本大使館からの警告・注意メールが届きました。その内容をご紹介します。
シドニー近郊に○○と名乗る男が日本人女性にフレンドリーに近づき、だんだん仲良くなったところで『お金を貸してほしい』とお願いするパターンの事件について書かれていました。金額はそれぞれですが、多くの日本人女性も騙されているようです。
日本人女性の中には、海外男性の甘い言葉や誘惑になれていない方も多く、すっかりその気にさせられて、「彼女になった気分」になってしまう方がけっこうたくさんおられます。その結果、しばらくたって、お金を貸してあげてしまうパターンがこれまたけっこうあるのです。
日本人女性のみなさん、ビューティフル、ゴージャス、などは、あいさつ代わりに使う人も多いので、すぐその気にならないようにご注意を。
日本人は危機管理不足
世界の中でもかなり安全な国、日本で育ってきた私たちは、危機管理能力が他の国の人たちよりもとっても低いのを感じます。
お昼の街中でハンドバッグやショルダーバッグを車道側にして歩いたり…、カウンターで手続きの際にバッグを床に置いたままで注意を払うこともなし…、スーツケースなどを置いたままカフェやレストランのテーブル席を離れたり…。そんな場面に遭遇した私のほうがドキドキしてしまったことがあります。
また、夜の女性の一人歩きは、いや男性も、仮に慣れた場所であったとしてもしない方がいいでしょう。あの人も歩いてるよ、なんて思いがちですが、日本人の私たちは狙われやすいのです。
外国人のお友達のあの子よりも、アジア人、日本人である私たち-特に英語が得意でないと思われたり、騒がない、体格も比較的小さめ、身なりもきれい、お金もあるだろう、と考える危険な人はたくさんいます。その結果、ひったくりや置き引き、果てはレイプまで、あらゆる犯罪の対象になりやすいと思っていた方がいいでしょう。
バーやクラブで・・・
どこでもそうだと思いますが、麻薬を飲み物に入れられたりする場合があります。これは映画だけの話ではありません。
私の知人の情報によると、日本人女性に限らず、海外の女性でも狙われて、麻薬を飲み物に知らない間に入れられ、バッグからお金を盗まれる、レイプされる、というパターンがあるといいます。
私自身も、昔その話をされ、注意を受けました。オーストラリアで?嘘でしょ?映画みたい?なぁんて冗談として取っていたのです。
しかし、実際には近くで事件は発生してしまいました。当時はゴールドコーストに住んでいたのですが、スクーリーズの時期のクラブで上述したような事件が起きていて、驚いたのを今でもよく覚えています。
YES,YESとスマイルばかりも考えもの
女性に限らず男性にもいえることですが、日本人に多い、愛想笑いとイエス・イエス。いたるところで、こんな状況をみかけます。
バーやナイトクラブでは、やたら馴れ馴れしい男もたくさんいて、いえむしろ、馴れ馴れしい人のほうが多いかもしれません。そんなとき、なかなかはっきりNO!とか触らないで、といえる日本人女性は少ないのです。
私自身、オーストラリアに住みはじめて最初のころ、友達のオーストラリア人女性に注意された経験があります。嫌なら嫌、とはっきり断りなさいと!
あいまいな返事が基本的に多い傾向にある日本人。風習や習慣が違う外国人には特に、あいまいな返事は誤解を生みやすいです。さっぱりはっきりしている人が多いので、断っても受け止め方がさらりとしています。
どんな状況でも、自分の意思をはっきり伝えることが海外では大切だな、というのが、オーストラリアに何年も住んでいる私の意見です。ぜひ参考にしてください!
おわりに
いろんなことを挙げましたが、これはオーストラリアに限った事ではありません。都会にいけば、テロなどの危険の可能性も増えるため、足を運ぶ場所によっては、ニュースなどで情報を聞いておくことも大切です。
しかし、上に挙げたようなことは、個人個人の注意で未然に防げることがほとんどではないかと思います。
ワクワク・ドキドキ、好奇心いっぱいで来られた海外。トラブルに合うことなく、楽しく安全で滞在期間を過ごしてくださいね!