留学検討中の方によく読まれている記事
みなさんは、自炊していますか?もしくは、自炊ができますか?
「自分は、日本食なんて恋しくならない!」「外食で生きていけるっしょ」「いざとなれば、インスタントラーメンとかで大丈夫」なぁんて思っている人でも、海外生活が長くなればなるほど、日本の味が恋しくなる時が必ずやってくるのです。
今回は、海外生活において、大切な食生活について書いていきたいと思います。
外食は基本的に日本よりお高いオーストラリア
たくさんのレストランがあり、さまざまな国の料理が食べれる、オーストラリアのシティー暮らし。しかし、アジア系の安いレストランを見つけたところで、日本の安いレストランに比べると、お高い値段になっています。
場所やお店にもよりますが、パンやサンドウィッチにしても600円~900円です。カフェで食べたら、1200円から1800円くらいする場合もあります。日本だったら、コンビニでちょちょいと300円くらいで買えてしまいますよね。
そう考えたら、高い!つまり、家で自ら手作りした方がよっぽど安く作れるし、自分の好みのものが食べられるわけです。
短期間の滞在であれば、いろんなお店でいろんなものを食べたり、試してもいいでしょう。しかし、長期間の滞在となると・・・そう、作った方が安い!!!となるのです。
アジア系グロッサリーショップには行ってみるべし
郊外ではなかなか難しいものがありますが、大きなシティーに近づくほど、アジア系のグロッサリーショップがあります。こちらにお住いの日本のファミリーの方は結構な頻度で足を運んでいる方も多く、日本の食材を購入されているようです。
「日本食が食べたいなぁ、自炊をしようかなぁ」と日本食が恋しくなった時には、まずここで食材を購入しましょう。普通のスーパーには売っていない、お菓子を含め、日本の食材がいろいろと売られていますよ。
気軽に食べれる日本食とは・・・
オーストラリアで、、気軽に外食できる日本食といえば『お寿司』です。場所によっては寿司トレイン、つまり日本で言う廻る寿司があります。
基本的に、海苔ロール(海苔巻き)系が握りよりも多く、マヨネーズやスイートチリソース、お好み焼きソースのような甘辛いソースが使われている場合がほとんどです。私にいわせると・・・いえ、日本人からいわせると、それらはもはや『お寿司じゃない』と言いたく鳴ると思います。
でも、一皿350円くらいからで、量も調節できるし、お安い外食になるのではないでしょうか。お店によっては、オージーが慣れないお箸を使いながら食事を楽しみ、賑わっています。
また、ショッピングセンターにも、テイクアウェイの寿司ショップがある場合が多いです。黒米や、玄米を使ったヘルシー握りや、海苔ロールも取り揃えています。から揚げが乗ったものや、エビフライが乗ったもの、とんかつやチキンカツが乗ったものもあって、オージー好みのメニューが多いです。
が、一方でツナや、サーモンを使ったものもあって、ちょっとしたランチに使えるお店ではないかな、と思います。お値段は250円くらいから400円くらいが相場で、大きさも日本のものに比べると大きいので、結構お腹は満たされるでしょう。
オーストラリアでリーズナブルに食べられる外食とは・・・
前述した「寿司」は、オーストラリアの外食の中でもヘルシーチョイスになるかもしれません。
あとは、ケバブといって800円くらいで、薄い円形のクレープのようなパンに、お好みのそぎ切りお肉をチョイスして、レタスやにんじんなどのサラダ、チーズ、そしてお好みのソースをかけてくれて、巻いて焼いてくれるものがあります。これ、意外においしいです。手軽でヘルシーな外食な方だと思います。
もちろん、マクドナルドやケンタッキー・フライド・チキン、ハングリージャックスなどのジャンク・ファストフード店もたくさんありますが、このあたりは日本と同じですね。
そう、そう!!その日本と同じだ、味に間違いがない、ということで、まだオーストラリアに来たばかりの英語があまり話せない日本の留学生たちが、利用している姿を結構見かけます。ちなみに、日本とちょっぴり違うメニューもあるようなので、もし興味があれば試してくださいね。
体調・健康管理は食生活から
私がワーキングホリデー時代、ここぞとばかりに、初海外のオーストラリアで自分の食べたいもの・目新しいものばかりを食べていた20代前半の女の子がいました。
そんな彼女ですが、なんと半年くらいで、10kg以上太ったそうです。
私が最初にお会いした時は、まだ、オーストラリアに来たての、初々しいか細い女の子でした。でも、半年ほどして会ったら、ふっくらと!!「ジャンクフードばかり」食べてたら太っちゃいました、と。
そうそう、安いものの1つにフライドポテトがあります。結構たくさんの量なのに、400円以下で買えちゃうところもあり、結構リーズナブルです。そして、結構どこでも手に入りやすく、塩味以外にも、グレービーソースなどのフレーバーがあり人気です。ちなみに、こちらでは、フライドポテトを「チップス」と呼びます。
一方、男の子の場合は痩せていくパターンも。あくまで個人的な意見ですが、どうやら女の子は太りやすく、男の子は痩せていく傾向にあるのかもしれません。
私が出会った男の子は、またもや20代前半。ホームステイだけど、食事が合わない。ソーセージや、マッシュポテトととうもろこしばかり出てくる、といった話を聞きました。
で、自炊しようにも、キッチンを使うタイミングが面倒くさいので、インスタントラーメンや、ご飯にお茶漬けで済ましている。パンにハムやソーセージだけ、もしくは朝食に食べるシリアルを食べているとか。自炊も、卵焼きくらいしかできない、と確かいっていました。
で、しばらくたって、体調が悪い、食べられない、といって健康を害してしまったようです。
私たちの身体は、何を口にするかで成り立っています。本当に短期間なら、荒れた食生活をおくっても、そこまで体に支障も出ず、実感もないかもしれません。しかし、長期で留学やワーキングホリデーをお考えの方は、滞在期間を満喫する為にも、食べるものを大切にしましょう。体jはいつどこにいても資本ですよ。
自炊はできた方がいい
オーストラリアに限らず、どの国に行くにしても、いえ日本にいたとしても、自炊ができた事に越したことはないでしょう。自炊って結局高くつく、という意見もありますが、1回作っただけではもちろんせっかく買った食材の残りを台無しにしてしまいます。
食費を浮かせる為には、続けることが大切です。お金の面だけでなく、健康面を考えても、自分で何が使われているかわかっている食べ物を食べるほうが安心ですし、体調を管理しやすいと私は考えています。
海外留学やワーキングホリデーをお考えの方は、ぜひ日本にいる間に、ご自身の食べたい簡単なものだけでも作れるようにお料理にチャレンジしてくださいね。間違いなく、役立ちますよ。
ヘルシー食材ならバラエティー豊富
オーストラリアでは、オーガニックショップがどこの街にも必ずといっていいほどあります。日本と違って、ベジタリアンも多く、ビーガンの方、ヘルシー思考の方がたくさんいらっしゃるためでしょう。
普通のスーパーでも、最近は特にオーガニックやヘルシー食材コーナーが増えてきましたが、オーガニックショップに行くと、バラエティーに富んだ食材が手に入ります。野菜や果物はもちろん、お米にパン、ヨーグルト、パスタ、クッキーやチョコレートなどのお菓子類までさまざまです。
スーパーでは手に入らないものもたくさんありますので、ヘルシー食材をお探しの方は、行ってみてください。ただし、基本的に全てのものが普通のスーパーよりお高いということを、頭に入れておいてくださいね。
おわりに
海外留学を考えた時に、あまりみなさんお考えでないのが、食生活ではないでしょうか。お金があれば、何でも簡単に、そしてスピーディーにも食べられる今の時代ですもんね。特に日本はその傾向が強いなぁと感じます。
しかしながら、自分の身体と健康を考えた時に、袋入りのチップスやパン、ハンバーガーやフライドポテトばかり食べてはいられません。
短期留学などの場合は、目についた珍しいものをどんどん試してみてください。それも海外生活の楽しみの1つですから。しかし、長期留学やワーキングホリデーでお越しになる方は、最初の数か月が異国の食事を楽しんだら、自炊生活ができるように準備しておくと、快適に滞在期間をすごせると思います。
この記事を書いた人
SuperblueReina
オーストラリア在住です。留学は大学時代にアメリカに行っています。日本でいわゆるキャリアウーマンとして順風満帆な生活を送っていましたが、海外生活の夢が捨てられず、培ってきたキャリアを捨てて、26歳の時にワーキングホリデーでオーストラリアに来ています。その後、ご縁がありオーストラリアに住むことになりました。
ヘルシーエイジングライフクリエイターとして、オンラインショップやブログでヘルシーボディー=ヘルシーマインドをテーマに、いろんなことを配信しております。オーストラリアを中心に、他の国も含めた使えるリアル情報、オススメ情報などをお伝えしたいと思います。
オーストラリア♡ヘルシーエイジングライフクリエイターReina