友達作りにニックネームは大事?オーストラリア人には聞き取りづらい、日本人の名前について

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2017-06-14

友達作りにニックネームは大事?オーストラリア人には聞き取りづらい、日本人の名前について

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海外で知り合いを増やすには、相手の名前を覚えることも大切ですが、相手に名前を覚えて貰うこともとても大切です。

一方、オーストラリアの人にとって聞きなれない日本人の名前は、海外では覚えてもらいにくいということがよくあります。そんなときは、ニックネームを用意するのも一案です。

名前を覚えてもらうには

日本でも「あの…」と話しかけられるよりも、「○○さん」と話しかけられる方が、親しみもわき、なにより嬉しいですよね。

オーストラリアでも同じです。また、名前を相手に覚えてもらった方が、知り合いの輪が広がるなど、やはり生活しやすくなりますよ。

そして、名前を覚えてもらうには、覚えてもらいやすいニックネームを考えることも大切です。

一方、日本人の名前は、オーストラリア人には難しい名前が沢山あります。私たちが英語の名前を聞いて、聞きなれない名前だと復唱できなかったり、あとで何だっけ?となるのと同じです。

例えば、私が “I am Nao”と日本語の発音で「なお」と名乗ると” I am now” と言っているように聞こえます。

オーストラリアの人にとっては”now?え?”と間が空くのですが、その時に「at the moment(現在)みたいに聞こえるでしょ? 」というと、印象が残り覚えてもらえます。

その後、ネオ、ニオ、ニャオなどと呼ばれ方は変化したりしますが、自分のことだと分かります。もし「なおみ」さんだったら、英語名の「ネオミ」に発音を変えてみるのもいいですね。

少し発音を変えてみましょう

名前の発音を英語風に変えるだけで、コミュニケーションは楽になります。

例えば、えみさんならエイミー、しゅんさんはショーン、じゅりさんはジュリー、りょうさんはリオなどと少し音を変化させるだけで、相手に覚えてもらえる可能性が高まるでしょう。

発想を変えてみる

発音を変えるだけで、覚えやすく変わる名前ばかりではありません。そういう時は、生まれ月や名前の一部を英訳してしまうのもオススメです。

ゆりさんはLilly、5月生まれなのでMay、6月生まれはJune、空さんはSky、夏がつく・夏生まれなのでSummer、智子さんはSophiaなど、いろいろ変化できますよ。

英語の名前には聞こえるけれど、混乱を招く名前

ちなみに混乱を招きやすい日本人の名前は、いくつかあります。その中でも「まいこ」さんはMicheal(マイケル)さんに、「あんじゅ」さんはAndrew(アンドリュー)さんに間違われることが多いでしょう。

このとき、何が困るのかというと、女性なのに男性の名前に思われるからです。対面での会話でも、え?と思われるのですから、電話の時は「声は女声なのに…」と非常に説明が大変になるでしょう。

英単語に変換されてしまう名前

あいさんは I、ゆうさんはYou、ひろさんはHero、ゆみさんはYummy(美味しい)ななさんはNana(おばあちゃん)、こうじさんはCozy、しほさんは Shit Hot、てるさんは Tel などと挙げあたらきりがない感じです。

やはり外国の聞きなれない言葉は、知っている単語に置き換えられます。

日本人だけの問題ではありません

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この名前の問題を抱えるのは、日本人だけではありません。

中国、韓国、タイ、フィリピンなど、多くのアジア諸国の方が英語のニックネームを持っているものです。例えば、ソフィー、ジョー、スーなどと呼んでもらいやすい、覚えてもらいやすい名前を持っています。

アジア人が英語名を名乗ったからといって、驚くオーストラリア人はいません。特に発音の難しい中国やタイの方などは、オーストラリアの方に英語名持っている?と聞かれることもあるそうです。

オーストラリア人もニックネームを持っています

オーストラリアの方もニックネームを持っています。AmandaはMandyと略されたり、AlishaはAllieまたはLeshaと短くしたり、ZacというニックネームはIsaacまたはZacharyという名前の愛称であったりと様々です。

こうしたニックネームは銀行や免許などのを除き、学校や職場でも名前として使われるので、日本人のニックネームと少し感覚が違いますね。

英語名があると便利なシチュエーション

日本人同士で英語名で呼び合うことはありませんが、英語名を使うことで、生活しやすくなることは多いです。

例えばテイクアウェイのお店では、注文をしたあとに名前を聞かれます。お料理や飲み物ができたら名前を呼んでもらえるからです。

このとき日本名を名乗ってしまうと、お店の方は日本人の名前が聞き取りにくいため、何回か聞き直され、スペルまで聞かれます。そしてよく分からない名前で呼ばれることが多いので、英語名でスパッと答えた方がスムーズです。

名前あれこれ

日本人の女性には「ちゃん」をつけると理解しているオーストラリア人に「Nao chan」と呼ばれることがあるのですが、それを聞いていた周りの方は、私が中国の人だと勘違いしていたというエピソードがあります。

発音が英語なので、「ケリー・チャン」のようにフルネームで呼ばれていると思っていたそうです。こんな感じで、名前ネタは尽きません。

おそらく日本にいる外国の方も、カタカナの発音で呼ばれて戸惑うことがあると思います。日本にいる外国の方と話をする機会があれば、聞いてみても面白いですよ。

おわりに

初めは少し気恥ずかしいのも分かりますが、1つあると便利なのが英語名です。

オーストラリア生活を楽しむため、覚えてもらうためと気楽に考えて、英語名を考えるのも楽しいですよ。憧れのモデルさんの名前などでもいいのではないでしょうか?

ただし、必ずしも英語名を持たなければならないというわけではありません。日本の名前が大好きなので貫く、というのも大切だと思います。

オーストラリアに留学やワーキングホリデーなどでお越しになる際は、ぜひこのあたりも考えてみてくださいね。

この記事を書いた人

nao

nao

オーストラリア在住です。日本人というだけで「Sushi(海苔巻き)が巻けるはずだ!」という期待がかかることが多いので、海外留学予定の方は練習しておくことをオススメします。

私も期待に応えるべく、友人やYou Tubeに教わりながらここで必死に習得しました。今では「日本人ですからね~巻けますよ」という顔をして披露しますが、日本では一度も巻いたことありません。


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