日本とサービスや文化の違いは?オーストラリアの暮らし・生活について

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2017-04-28

日本とサービスや文化の違いは?オーストラリアの暮らし・生活について

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オーストラリアの大自然に囲まれた大国に住んでいると、人間ものんびり大自然のように大らかになるのでしょうか。

日本とはちょっと違うオーストラリア人、オーストラリアの暮らしをのぞいてみましょう。

生活編からいってみましょう!

サービスの違い

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日本が、あらゆる面で、いろんなサービスがしっかり行き届いている国です。それに慣れていると、オーストラリアでは不都合を感じるかもしれません。

お店は、場所によって4時には閉店したり、クリスマスはほぼ全部の飲食店・ショッピングセンター・デパートなどは閉店します。宅配サービスなども、利用できなことが多いです。

インターネットは、場所によってスローなところもまだまだあります。引っ越し先によっては、インターネットのセットアップに2週間から2か月ほどかかる場合があるでしょう。

そして、業者に何か依頼をして家に来てもらう場合も、土日は基本的にお休みのところが多いため、そういった場合には平日会社を休まなければいけません。

家で使うお水をタンクから使っている場合、そのタンクのお水を使い切ってしまうと、しばらくお湯がでなくなることもあります。

学校へはお母さん、お父さんと登校する

オーストラリアでは子供たちだけで、学校へ集団登校することはありません。ほぼ大半の家庭の親が、車で子供の送り迎えをしています。

つまり、車で送り迎えは日常的な光景であり、日本の子供たちとはだいぶん違いますよね。

家族との時間を大切にする

オーストラリアでは、家族との時間をとっても大切にする為、仕事は仕事、休みの日は休みの日、としっかりわけていています。

また、先ほども書いたように、アフターファイブも大切にしていて、自分自身の為に時間をしっかりとっていて、会社の為に、自分の時間を削って夜遅くまで働く、というのは、とっても珍しいことです。

日本人からしたら、人目を気にせず、仕事を早く切り上げることができる、休暇が取れる、というシステムは、とっても魅力的かもしれません。

自分で楽しい居場所、時間を作る

オフィスワークの場、日本に比べて休憩が結構たくさんあるように思います。

そして、オーストラリアの人は会話やコミュニケーションを大切にする傾向が強いです。もちろん仕事場にもよりますが、多くの企業で談笑を楽しみながら仕事をしているイメージがあります。

金曜日には、就業時間を勝手に繰り上げて早く帰る人もいるほどです。どんなに真面目に仕事に取り組んでいる人でも、就業時間にはきっちり仕事を切り上げて、自分自身のアフターファイブをエンジョイしています。

信号がない?!

大都会の大通りになると、日本と同じように信号で交通整理がされています。しかし、ちょっと都会のメインのエリアから離れると、ラウンドアバウトといって、信号でなく、道路が交差する十字路のところに、車がぐるりとターンできるものが設置されています。

これは、自分から見て右側の人が優先で、譲り合いをしながら、自分の行きたい方向(右折、左折、直進)に行くために使用するものです。

タイミングも見計らって走行しなければならず、最初の頃はドキドキしました。心配なのはお年寄りなどで、タイミングを間違えたりしないのかなぁと思ったりします。

信号の方が明確でわかりやすく、安全ではないかと思うのですが、エネルギーなどのコストを考えると、自然に優しくていいんでしょうね。

オージーあるある(笑)

体感温度が確実に違うオージー

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サーフィンをしている私がオーストラリアでよく感じることは、オーストラリア人と日本人の体感温度がかなり違うということです。

オーストラリア人は、肉食でできたブ厚めの皮膚があるのかもしれません(笑)海で、私はフルのウエットスーツでサーフィンをしている中、たまに、まだ水着しか着ていない男性サーファーを見かけます。

どう考えても、この水温にこの気温は、震えるほど寒いはずなのにです。しかし、それほど寒そうに感じている気配がありません。

また、日本人なら長袖を着たり、ちょっと羽織るものを持ちだすような気候でも、ノーズリーブの女性がいたりします。彼らの体感温度、確実に違うと思っている日本人は、きっと私だけではないはずです。

どこでも裸足?!

これは、特にビーチ沿いの街に多いのですが、スーパーでも裸足の人をみかけます。ちなみに、道を歩くのも裸足です。

なんと、小学校などの学校に入るまで、靴は履いたことがない、というオージーもいます!(驚)

そして、家の中でももちろん裸足、家の中からちょいと庭にでるのも裸足です。つまり、足の裏が真っ黒!!!!な人が、結構たくさんいます。

日本だと、あまり足の裏が黒い人は、夏でも見かけないですよね。私も始めの頃は、とっても驚きましたがが、今や普通の光景となりました。

ちなみに、これは、大都会になると、ほとんど見ることはありません。やっぱり、海沿いか、もしくは田舎町の『あるある』です。

まとめ買いどっさりショッピング

オーストラリアでは、週末になると、どっかりまとめ買いショッピングをしているファミリーをたくさんみかけます。

ショッピングカートには、2~3斤のパン、2リットル入りのミルクボトルが数本、そして、たくさんのお肉や野菜に果物が入れられており、初めてその光景を見たときはこんなに食べられるの?と驚きました。

そして、朝に食べるシリアルや、ポテトチップスやチョコレートなどもお菓子がカートいっぱいに入っています。ちなみに、カートも日本のより大きいんですよ。となると、おうちの冷蔵庫も大きいの場合がほとんどです。

おわりに

住む国、住む場所が違えば、それぞれの生活にあったスタイルに変わっていくことは普通ですよね。日本とは違っているために、驚いたり、嫌だなと感じたり、逆にコレは取り入れたいな、という部分が少なからずある生まれてくるでしょう。

私の主観ではありますが、オーストラリアは自分の人生がいかにエンジョイできていて、幸せでいられるかという考えを主体として、みんなが生きているように思います。

また、人は人、自分は自分で、楽に生活をしていて、人も別にそれを気にしない、という気楽なところがいいところなのかもしれません。

きっちりしたサービスで、何でも行き届いている日本は、とっても便利で都合がいいですが、自分自身の時間や心や楽しみを犠牲にしていることも多いのではないかな、なんて考えさせられることもあります。

どちらにしても、物事をゆるく捉えることができるようになれば、どの国に行っても、どんな違いでも受け入れられるのではないでしょうか。

せっかく海外に来ているのですから、違いがあって当たり前、それがまた楽しいですよ。

この記事を書いた人

reina

SuperblueReina

オーストラリア在住です。留学は大学時代にアメリカに行っています。日本でいわゆるキャリアウーマンとして順風満帆な生活を送っていましたが、海外生活の夢が捨てられず、培ってきたキャリアを捨てて、26歳の時にワーキングホリデーでオーストラリアに来ています。その後、ご縁がありオーストラリアに住むことになりました。

ヘルシーエイジングライフクリエイターとして、オンラインショップやブログでヘルシーボディー=ヘルシーマインドをテーマに、いろんなことを配信しております。オーストラリアを中心に、他の国も含めた使えるリアル情報、オススメ情報などをお伝えしたいと思います。


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