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オーストラリアは7つの州に分かれていて、それらが国旗の星に表わされています。また、本土に住むオージーがたくさん移住する島・タスマニア島などもあまり知られてはいません。
そこで今回は、広いオーストラリアを各都市や地域に分けて、その特徴をまとめてみました。
オーストラリア最大の人口が住む街、シドニー
シドニーはニューサウスウェールズ州にあります。人口はオーストラリア最大で約420万人です。
年々その数は増えています。オーストラリア全体の人口が約2300万人といわれていますので、広いオーストラリアに住む約5分の1の人がシドニーに住んでいるということです。
シドニーはオーストラリア経済の中心地
オーストラリア証券取引所など、金融機関やオーストラリア企業の本社などが集まるシドニーはオーストラリア経済の中心です。シドニーの中心部へ行けば、聞いたことのある大企業の本社ビルが立ち並んでいます。
大きなショッピング街はもちろんのこと、オーストラリアならではなオージーフードや多国籍な食べ物が楽しめるレストランが所狭しと並び、夜遅くまで賑やかな繁華街もあり、夜のオーストラリアをしっかりと楽しむことができます。
シドニーにでは?と間違われやすいけれど、首都はキャンベラ
日本人だけでなく、世界の人に「オーストラリアの首都は?」と聞いた際、シドニーだと答える人は本当にたくさんいます。今これを読んでくださっている人の中にもいるかもしれません。
良い機会ですので、覚えておいて下さい。オーストラリアの首都は“キャンベラ”です!キャンベラはオーストラリアの南西、オーストラリア首都特別地域にあり約40万人が住んでいます。
国会議事堂や戦争記念博物館、オーストラリア美術館やオーストラリア大学など、オーストラリアの代表となる政治関連施設や、学・美術施設が多く建てられており、格式が高い都市です。
賑やかなシティライフよりもオーストラリアの歴史や政治などに興味のある人、日本人があまり多くない地域での英語習得をしたい人にはオススメの街となっています。
1年中比較的あたたかい気候のクイーンズランド
オーストラリアへ旅行に来る日本人に人気なのが、シドニーに次いでこのクイーンズランドです。クイーンズランドの魅力といえば、学問とオーストラリアならではのアクティビティを両方同時に楽しめる生活が可能なところではないでしょうか。
気候は赤道に近いため、1年を通してあたたかく、夏には40度を軽く超えることもあります。ですが、日本の夏とは違い、とても乾燥しているため、暑いですが過ごしやすい夏です。
ゴールドコーストといえば最高にキレイなビーチがどこまでも続く光景が楽しめるところで。ご存知の方も多いでしょう。是非1度サーフィンに挑戦してもらいたいと思います。
大きなメインビーチにはそれぞれサーフスクールを開催していますので、気軽に申し込んでみましょう。オーストラリアの海についてや、危険の回避法などもていねいに教えてくれるので、とてもためになるアクティビティになること間違いなしです。
密かな人気スポット、タスマニア島
地図上で見るとオーストラリア本土の南西(右下)に位置するタスマニア島は、あまり知られていないのが現状ですが、実は最近密かな人気スポットです。
タスマニア島にあるホバート(州都)はシドニーに次ぐ2番目に古い街とされていて、歴史的にとても古い建物がたくさん残っています。その街並みは一見の価値ありです。
世界遺産のクレイドルマウンテンでトレッキングトリップを楽しんだり、こちらも世界遺産のポートアーサーでオーストラリアの歴史の発祥を学んだり、ラッセル滝で大自然に囲まれたりとディープなオーストラリアを身体全体で感じることが可能な島で、本土のオージーにもとても人気の観光地、移住地になっています。
世界でもっとも住みやすい都市に選ばれ続けるメルボルン
世界の人たちがもっとも住みやすい街だといい続ける都市、それがメルボルンです。メルボルンってどんな街?一言で言ってしまうとするならば“芸術・自然・カフェ”の街ではないでしょうか。
シドニーやクイーンズランドのような、現代的な賑やかさとは違い、自然と芸術が一体化した、ゆ~ったりと流れるメルボルンタイムは特別な雰囲気を放っています。
いたるところに公園があり、太陽をいっぱい浴びながらピクニックをする人がたくさんいます。カフェの数もシドニーより多く、パリと競えるほどだといいます。
通りはコーヒーの良い香りに包まれ、ケーキの甘い香りについつい寄り道してしまいます。街中を馬車が走っていたり、馬に乗った警察官を目にすることもしばしばです。
そんなアートなオーストラリアを楽しむにはメルボルンしかありません。
おわりに
オーストラリアの各都市・地域の特徴をお伝えしました。情報をギュッと詰め込んでしまいましたが、オーストラリアならではな特徴が本当にたくさんあります。
どの街にもその街にしかない魅力がありますので、是非1度、みなさんにもオーストラリアを肌で感じて目で見てもらいたいです。
この記事を書いた人
Naomi D
高校2年生の1年間、オーストラリアへ留学。日本へ帰国後、大学を卒業、日本の企業へ就職しましたが、奇遇にも?オーストラリア人の夫と出会い結婚して、2011年にオーストラリアへ移住。
今は2人のボーイズに振り回される日々を送っています。たくましい今の私があるのは、高校のときの留学のおかげ。そんな留学とオーストラリアの魅力をあますことなくお伝えしていきたいです!