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オーストラリアで英語を勉強しながら生活をしていると、当然日常生活でも英語を話すのですが、最初はなかなか通じないこともあると思います。
もちろんへこむのですが、それでも英語を話すことに苦手意識を持たずに、皆が通る道だと思って話し続けましょう。
ネイティヴ同士でも英語が通じない!?
英語と一言で言っても、イギリス英語、アメリカ英語、オーストラリア英語、ニュージーランド英語、カナダ英語とパッと思いつくだけでもコレだけです。
例えば、アメリカ人が ”Torch”というと「タイマツ」を意味し、オーストラリアでは”Torch” は「懐中電灯」のことを意味します。根本の意味は、同じ「光を照らすもの」ではありますが、話の途中に「タイマツ」をイメージするか「懐中電灯」を意味するかでは、会話の途中に「???」がよぎりますよね。
例を挙げると切りがないのですが、オーストラリアではラグビーを “Football” イギリスではサッカーが “Football”、アメリカではサッカーは “soccer” です。
このような表現の違いや、発音の違いもあり、英語がネィティヴだからといって必ず英語が通じる訳ではないということを覚えておきましょう。
もちろん日本人同士でも「なんて言ったの?」と思う時はありますよね、それと同じく、オーストラリア人同士でも、「なんて言ったの?」というシチュエーションは当然あります。
なので、多少通じないことが続いても気にせずに、オーストラリア滞在中に英語をできるだけ多く吸収しようという姿勢を大切にしてください。
英語が通じない理由として考えられること
声が小さくはないですか?
オーストラリア人を前にすると、最初は英語を発することに萎縮してしまいがちです。そのために、ボソボソと話してしまうと、せっかく完璧な文章なのに“Sorry?” と聞き直されてしまうことがあります。
聞き直されると、あれ?この英語まちがっているかな?とさらに萎縮してしまうかもしれません。しかし、それではとても勿体ないので、自信を持って普段のトーンで話しましょう。
文法は合っていますか?
机の上での勉強と、日常会話は違うとよくいいますね。もちろん違うのですが、学校で習う文法はやはり役に立ちますよ。
英語の5文型は覚えていますか?SV、SVC、SVO…という5つのパターンがあり、英語は全てこのいずれかに当てはまります。ただし学校で習うような、シンプルな文章ではありません。
文法を押さえることは、英会話の近道でもあるので、新聞や雑誌など多読をして文法を確かめることも大切です。
他の国の方も苦労しています
オーストラリアに留学中、フィリピンから来ている方にも会うと思います。そして英語がすごく上手い人が多いことに驚くかもしれません。フィリピンでは、ほとんどの地域で学校の授業は英語で受けるので、当然私たち日本人よりも英語は上手いです。
そんなフィリピンの方でさえも、オーストラリアでの会話が通じなくて苦労することがあります。その理由は、フィリピンではアメリカ英語を習うからです。
ちょっとした単語の発音やボキャブラリーが違うだけで通じないものなんだなと知っておくことは、英語を話す上で大切でしょう。
英語力は単語力
英語を伸ばすうえで避けて通れないのが、語彙を増やすことです。この語彙を増やすのはコツコツ努力するしかありません。
何より、努力をすれば身につくことなので、頑張りましょう。
話すスピードは速すぎないですか?
緊張すると早口になりがちですが、まずはゆっくり丁寧に話しましょう。ネイティヴの会話を聞いているとテンポがよくてカッコいいのですが、同じようなスピードで話す必要はありません。ゆっくり話すオーストラリア人も沢山いますよ。
話すのが早い=英語が上手いわけでは決してありません。むしろ、ゆっくり話せば、多少文法が違っても言いたいことを汲み取ってもらえることは多々あります。
ポイントは、伝えたいことを丁寧に伝えるという姿勢です。
おわりに
オーストラリアで生活している間に、一度は英語が上達しない!英語が通じない!という壁に当たるかと思います。これは、言語を習得する以上、誰もがぶつかる壁ではないでしょうか。
通じなくても、どんどん話をしてみましょう。大丈夫です、オーストラリアの方々はちゃんと貴方の英語に耳を傾けてくれます。
貴重なオーストラリアでの時間を有意義で楽しいものにしてくださいね。
この記事を書いた人
nao
オーストラリア在住です。日本人というだけで「Sushi(海苔巻き)が巻けるはずだ!」という期待がかかることが多いので、海外留学予定の方は練習しておくことをオススメします。
私も期待に応えるべく、友人やYou Tubeに教わりながらここで必死に習得しました。今では「日本人ですからね~巻けますよ」という顔をして披露しますが、日本では一度も巻いたことありません。