塵も積もれば山となる。日常生活の中で実践できるオススメ英語勉強法

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2017-03-24

塵も積もれば山となる。日常生活の中で実践できるオススメ英語勉強法

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2020年のオリンピック効果もあり、街中には海外からの観光客を目にすることが増えてきました。中には急に道を聞かれたものの、とっさに英語が出てこず、プチパニックになってしまったという人もいるのではないでしょうか。

このような背景も手伝って、「もっと英語が話せたらなぁ」なんて感じる人は今が英語学習のチャンスかもしれません。なぜなら、英語はそんなに難しいものではなく、ちょっとした工夫と努力で身につくものだからです。

そこで今回は、日常生活の中でお金をかけないで実践できる、英語の4技能であるReading、Writing、Listening、Speakingの項目別勉強法をご紹介します。

英語の4技能はそれぞれ適した勉強法がある

英語には代表的な4技能があります。ただ漠然と英語を学習するのではなく、それぞれの技能の特徴を理解して学習することで、英語の上達を早めることができるでしょう。

以下に、その特徴とそれに適した勉強法をご紹介します。

1.Reading

例えば音楽や映画など自分が好きな題材の記事をインターネットで探したり、アーティストやアクターのSNSをお気に入り登録して、彼らのポストを読むのがオススメです。

好きなジャンルだと興味を持てますし、すでに背景知識を持ち合わせていることもあるため、多少知らない単語があっても文脈から意味が取れることがあります。

本当に英語に自信がないのであれば図書館に出向いて、子供向けの英語の絵本を読むのもいいでしょう。絵があることで流れを推測しやすくなり、意味が組み取りやすくなります。

またすでに日本語で知っている内容の絵本があれば英語ではどのように表現されているのかまで意識して読んでみましょう。ディズニー作品などは英語版の絵本を入手するのも簡単ですよ。

2.Writing

やはり王道は日記を付けることです。自分が書きたい内容を、正確に書くにはどう表現すればいいのか考えなければならないため、実践的な力が身につきます。

その際に以下の2点をぜひ意識してみてください。より効率的にライティングを学べるでしょう。

1つ目は、しばしば「単語を知らないから何と書けばいいのか分からない」と嘆く人がいますが、表現は決して1つではないということです。

頭に思い浮かんだ日本語をそのまま英語に直訳しようとしてしまうと多くの人がこの壁に突き当たります。そんな時は自分の知っている単語で表現できる別の方法を考えましょう。

2つ目は毎回最低でも1つは新しい表現や単語を使うことです。英語学習をして学んだ表現や、例えばアーティストがSNSで使っていた単語を意識的に使ってみれば、より身近に英語を感じられるようになると思います。。

学んだ知識を身に付けるには使うのが1番効果的です。

3.Listening

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インターネット社会である現代では、英語のリスニング題材を簡単に見つけることができます。

例えば、意味がわからなくてもPodcastやインターネットラジオをかけっぱなしにしてみましょう。これを続けることで英語に対して耳が慣れてきます。

またYouTubeなどを利用して、好きなアーティストのインタビュー映像を観るのはさらに効果的です。そもそも興味があるジャンルなので抵抗感も少なく、背景知識の助けもあり、全容はわからないまでも大まかな内容が理解できると思います。。

特に、動画であれば再生と停止が可能なので、聞き取れなかったところの内容が理解できるまで繰り返し挑戦してみましょう。

最初は5分程度の映像でも十分ですが、慣れてきたらDVDで映画にトライです。最初は日本語字幕で観て、日本語での文章が英語ではどのように表現されているかに注目してください。次は英語字幕で観ることで、聞き取れなかった単語や、英語らしい表現を肌で感じることができると思います。

最終的に字幕なしで観られるようになれば、あなたのリスニング力はずいぶんと向上しているはずです。

4.Speaking

日本にいるとどうしても1番練習するチャンスが少ないのがスピーキングです。

観光地を歩いていると年々海外からの旅行者が増えている印象はあるものの、そこで友達を作るというのは簡単な話ではありません。

スピーキングの機会を得るうえで求められる、もう1つ大切なこと、それは「積極性」です。

日本人は言葉を使わずしても“阿吽の呼吸”や“空気を読む”ことで周囲と調和する能力に長けていますが、多くの人が、初めて海外に行った際に、その能力が全く通用しないことを痛感します。

特に英語圏ではYesかNoをきちんと示すことが求められ、子供のころから自分の主張を持つことを教えられているため、空気を読んでもらうことを期待して具体的な要望を口にしない日本人留学生の多くがコミュニケーションに苦労しています。

例えばホームステイ先で具合が悪くなった際にはきちんと具合が悪いことを伝えましょう。自分から伝えない限りファミリーが何もしてくれないなんてことも珍しくありません。

海外では自分から動かなければ状況は変わらないことを心に留めておきましょう。

英語学習は積極性が鍵

日本で英語を学習する機会を得るには自分からアンテナを張り、行動を起こすことが最初の大切なステップです。

例えばインターネットを探してみると「ランゲージエクスチェンジ」というイベントを見つけることができます。これは海外でもよく行われていて、英語に興味がある非英語話者と、英語以外の言語に興味がある英語話者がカフェなどに集まり、お互いに言語を教え合うイベントです。

他にも大学生であれば、学校の留学生と交流する場を探してみたり、お住まいの市町村で開催されている国際交流イベントやボランティアに参加するのもいいでしょう。

積極的に行動を起こしてみると、意外と英語学習のチャンスが見つかりますよ。

おわりに

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今回は日常生活の中で出来る勉強法を紹介しました。是非これらの方法を試して、2020年にオリンピックを目的に日本を訪れた海外からの旅行客をスマートに道案内をすれば喜ばれること間違いなしです。

この記事を書いた人

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Maple

アメリカへの留学やカナダでのワーキングホリデー経験があります。旅行も大好きで、これまでにヨーロッパやアジア圏など15カ国以上の国を訪れました。また訪れた国々で出来た友達と今も連絡を取り合い、彼らが日本を訪れる際は日本の観光案内をしています。そんな経験を通して知った世界のアレコレをお伝えできたらと思います。


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