留学検討中の方によく読まれている記事
みなさんは日々、スマホをどのように使っていますか?今やスマホは生活必需品といえるレベルにまで上り詰め、連絡手段として、遊びの手段として、生活に欠かせない存在になりました。
留学先でもSNS(ソーシャルネットワークサービス)であるLINEやFacebookなどを使用して友達と連絡を取ったり、辞書や語学などのアプリを使ったりすることでしょう。
日本で使っているスマホは海外へ持って行っても使えます。しかし、正しい設定を行わずにSNSやアプリなどを使ってしまうと高額請求がくることがあり、もしそうなったら大変です。通信事業者によっては海外到着後に操作を誤ると自動的に海外対応モードになり、スマホが使えてしまいます。
きちんと設定方法を確認してお得にスマホを使用しましょう。
海外でスマートフォンを利用する3つの方法
小学生から高校生までの短期留学におすすめ
日本の各通信事業者のプランを利用して海外でスマホを使う(電話、メール、SNS、アプリ、検索などが使用できる)
短期留学生におすすめ
現地の無料Wi-Fiを利用してスマホでインターネットのみ使う(SNS、アプリ、検索などが使用できる)
長期留学生やワーキングホリデーの方におすすめ
日本のスマホをインターネット使用に使い(SNS、アプリ、検索などが使用できる)、現地の携帯電話を通話とショートメールのみに使う
日本の各通信事業者のプランを利用して海外でスマホを使う
留学生、とくに小学生~高校生までは年齢問わず、万が一に備えて、学校スタッフやホストファミリーと連絡が取れるようにスマホを持ち歩くことをおすすめします。
普段使っているスマホが海外で使えると楽ですので、海外で対応できるように設定を切り替えて持っていきましょう。
各通信事業者の海外定額プラン
ドコモ
●「海外1dayパケ」
24時間980円、1,280円、1,580円(定額料は国によって異なる)。
30MBまで。
104の国と地域で利用可能。
申し込みが必要。
利用開始から24時間で自動切断。
●「海外パケホーダイ」
24.4MBまで1日最大1,980円、どれだけ使っても1日最大2,980円。
104の国と地域で利用可能。
申し込みは不要。
au
●「世界データ定額」
24時間980円。
32ヶ国で利用可能。
ワンタッチで利用開始できる。
必要な時だけ使える24時間で自動切断。
国内で契約しているデータ定額サービスのデータ容量が使える。
●「海外ダブル定額」
24.4MBまで1日最大1,980円、どれだけ使っても1日最大2,980円。
163の国と地域で利用可能。
特定の事業者に接続して利用したデータ通信料が定額で利用できる。
SoftBank
●「海外パケットし放題」
1日1,980円、25MB以上1日2,980円。
渡航先の99.6%で利用可能。
申し込みは不要。
※詳細や申し込みは各通信事業者へ直接お問い合わせください。
現地の無料Wi-Fiを利用してスマホでインターネットのみ使う
留学先では無料でWi-Fiを利用できる場所が多いので電話を使わないという短期留学生はこの方法がおすすめです。SNSやアプリ、検索などはWi-Fiを介してインターネットを使用する必要があるので、日本でWi-Fiの正しい設定方法を確認して、海外でインターネットをスムーズに使えるようにしましょう。
現地でWi-Fiを利用するために行うこと
1、「設定」の「モバイルデータ通信」を「オフ」にする。
2、「設定」の「Wi-Fi機能」を「オン」にして利用したいネットワーク(SSID)を選択し、パスワードを入力する。
参考)iPhoneの場合のモバイルデータ通信オフ設定
※詳細は通信事業者によって異なるので、各社へ直接お問い合わせください。その際、渡航前に日本で、渡航先で、帰国後に日本での設定方法も確認しましょう。
Wi-Fiが利用できる場所
学校
語学学校の場合、大抵無料でWi-Fiが利用できるため、学校初日にコードとパスワードを確認してインターネットに接続しましょう。また、学校にはパソコンが何台か設置されているので、そちらを利用するのも手です。
夏季は学生数が多くなるため順番待ちになることもありますので、特に長期留学生は自分のノートパソコンを持っていくことをおすすめします。
お店
海外ではファストフード店、レストラン、デパートなどのほとんどの場所にて無料でWi-Fiが利用できます。また、都市によっては街中でもWi-Fiが利用可能です。
お店でしたら、何か注文してWi-Fiのコードとパスワードをもらい、インターネットに接続しましょう。
寮やホストファミリー宅などの滞在先
最近ではほとんどの滞在先でWi-Fiが利用できます。ただし、滞在先によって利用するにあたり、月数千円かかる場合があるので注意してください。
滞在先でWi-Fiが利用できるか、料金はいくらか、を確認して事前に依頼しましょう。
日本のスマホをインターネット使用に使い、現地の携帯電話を通話とショートメールに使う
長期滞在をする方はインターネット接続だけでは通話ができなくて困ることもあるでしょう。特にアルバイトを予定している方は雇用主や同僚との連絡に電話が欠かせません。
長期留学生やワーキングホリデーの方はスマホをインターネット使用に使い、現地携帯電話を通話やショートメール利用に使う電話の2台持ちがおすすめです。
現地の通信事業者にて自分にあったよいプランを探せますので、留学先の学校にてスタッフに相談してください。通信事業者は日本語で対応しているところも多くあります。
通信事業者の日本語サイト
●アメリカ
・Hanacell
・J-plaza
●オーストラリア
・ニッテルコミュニケーションズ
・エーブルネット
●ニュージーランド
・グローバルモバイル
最近ではLINE電話やSkypeなどのインターネット回線を介して固定電話へ電話ができるサービスが充実してきました。
Skype
同じユーザー同士でしたら無料通話ができます。また、一定額のクレジットを購入し、格安で固定電話へかけることもできます。
・アメリカの場合
携帯電話または、固定電話へかける場合1分2.27円
クレジット購入は1500円から(クレジットから通話料が引かれる仕組み)
通話料金について
LINE OUT
国が限られますが、最大5分間、相手がLINEユーザーでなくても無料で通話ができます。
LINE OUTについて
おわりに
出発前は不安が多いかと思いますが、ある程度の情報を入れておいて、現地にて学校スタッフへお得情報や便利な会社を教えてもらいましょう。質問すれば親切に対応してくれます。
最近は家で遅い時間までスマホで動画を見たり、ゲームをしたりする人が多いですが、留学中は滞在先でスマホを使って日本の家族や友人と連絡ばかり取り合い、ホストファミリーやルームメイトとの会話が欠けてしまう事のないように注意しましょう。
この記事を書いた人
Maple
アメリカへの留学やカナダでのワーキングホリデー経験があります。旅行も大好きで、これまでにヨーロッパやアジア圏など15カ国以上の国を訪れました。また訪れた国々で出来た友達と今も連絡を取り合い、彼らが日本を訪れる際は日本の観光案内をしています。そんな経験を通して知った世界のアレコレをお伝えできたらと思います。