留学検討中の方によく読まれている記事
バンクーバーと聞いてみなさんは何を思い浮かべますか?…と聞かれてもせいぜい思い付くのは「バンクーバーオリンピック」ぐらいではないでしょうか?残念ながらカナダ西海岸最大の都市バンクーバーといえども、あまり知られた観光スポットが少ないのが事実。
それでも中長期で滞在してみるとお気に入りスポットも見つかるもの!ということで、今回はダウンタウン(中心街)からのアクセスも簡単な、バンクーバーを訪れた人にはぜひチェックしてもらいたいオススメの絶景スポットをご紹介します!
ノースバンクーバーから臨むダウンタウン
そもそもカナダでは中心街のことをダウンタウンと呼びます(オーストラリアではシティと呼ぶ人が多いみたいですね)。バンクーバーのダウンタウンは端から端まで歩いても30分程度でとてもこぢんまりとしています。そのダウンタウンに対して北に位置するエリアがノースバンクーバーです。
ダウンタウンからノースバンクーバーまではバスでもアクセスが可能ですが、オススメはシータクシーと呼ばれるフェリーです。運賃はバスと同じで、乗車時間は15分程度です。現地の人にとっては日頃の移動手段ですが、プチ観光気分が味わえます。
シータクシーを降りるとすぐ右手にロンズデール・キー・マーケットがあります。マーケット自体もゆっくり見て回ったり、フードコートで食事をしたりすることができますが、やはり1番のオススメは、海沿いのデッキから望むダウンタウンのSkyline(海外では街並みが作る輪郭をSkylineと言います)!昼間も十分ステキですが、夕暮れ時もまた魅力的ですので、ノースバンクーバーで遊ぶ際はぜひ色々な時間帯に訪れてみてください。
イングリッシュベイ
バンクーバーのダウンタウンにはビーチもあります。沖にいつも浮いているタンカー船を見ると、バンクーバーに来たなという気持ちになります。
ご存知の通りカナダの冬は寒いため、夏には日差しを求めてビーチに人が集まり、海水浴やビーチバレー、フリスビーなどを楽しむ光景が見られます。3日間に分けて行われる花火大会もバンクーバーの風物詩です。またイングリッシュベイを含むダウンタウンの外周はランニングコースにもなっているので、健康維持のために走っている人もたくさんいます。
そんなイングリッシュベイですが、個人的にオススメな楽しみ方はずばり、ベンチに腰掛けて何もせずにゆっくりと海や人々を眺めることです。またテイクアウトした軽食をほおばりながら友達と語らうのも良しです。特に夕暮れ時はとてもロマンチックですので、気になる人を連れていくといいかも?
グラウスマウンテン
ノースバンクーバーにいくつかある山の中でも人気の山の1つ。ダウンタウンからはバスで1時間もせずにアクセス可能です。山の麓から山頂まで一気に登るゴンドラもありますが、夏場ならぜひトレッキングコースに挑戦してみてください。これが結構ハードで、山頂まで2時間程度の道のりです。
コースは基本的に木陰ですが、登頂前のストレットと、水分補給をお忘れなく。道中、一緒に登った友人はもう二度と登らないと嘆いていましたが、登り終えた時の達成感はそれ以上のものです。
なお山頂にはいくつか見所がありますが、中でも飼育されているグリズリー(熊)を見ると、自分は今カナダにいるんだなと実感します。
さらに、ノースバンクーバーの山々は冬場はスキーやスノーボードのメッカですので、ウィンタースポーツ好きにもとてもオススメです。アクセスも簡単なため学校帰りにナイターを滑りに行く、なんてことも出来ちゃいます。山頂からのダウンタウンの眺めも絶景です!
リンキャニオンパーク
こちらもノースバンクーバーのオススメスポットです。ノースバンクーバーには有名なキャピラノつり橋がありますが、個人的にはリンキャニオンのつり橋の方がお気に入りです。キャピラノに比べると橋は短く、高さもありませんが、何よりも無料なのがうれしいところ。人が行き交うたびに揺れる狭い橋はスリリングですよ。
橋を渡り終えるとトレッキングコースが続いており、しばらく歩くと人だかりが見えてきます。近づいてみるとそこは川辺で、向こうに小さな滝も見えます。夏に訪れた時には、現地の人が度胸試しに崖の上から川へ飛び込んでいました!
さらにトレッキングコースをしばらく進むと静かな山の中にライスレイクという湖が出現します。自然に囲まれながらのんびりと過ごすのがオススメです。
ディープコーブ
ノースバンクーバーの中でも特にお気に入りのスポットがこちら。海から続く入り江に広がる小さな町で、入り江には個人が所有するヨットが停泊しています。たまに海から顔をのぞかせているアザラシを目にすることもありますよ。入り江のすぐそばにはかわいらしいお店がいくつか並んでいて、揚げドーナッツを売っているお店が人気です。
この小さな町をプラプラしたり、入り江の芝生に腰掛けて友達とおしゃべりするのもオススメですが、ここまで来たらぜひ挑戦して欲しいのが、40分程度のトレッキングコースです。
こちらは初心者でも登りやすいコースで、ビーチサンダルで登っている地元のツワモノもいます。道中はほとんど木々に囲まれ、外の景色が見られないのですが、頂上に抜けると岩肌が現れ、そこには息をのむパノラマビューが広がっています。
眼下には先ほどまでいた入り江が見え、遠くにはダウンタウンも見ることができます。いつも人で賑わっていますが、地元の人と目が合えば自然と会話も始まり、絶景にさらに華を添えてくれること間違いなしです。
おわりに
今回はダウンタウンからアクセスしやすいエリアを中心にご紹介しましたが、ガイドブックには載っていないようなローカルスポットもまだまだありますので、ぜひ自分だけのお気に入りスポットを見つけてみてくださいね!
関連ページ
この記事を書いた人
Maple
アメリカへの留学やカナダでのワーキングホリデー経験があります。旅行も大好きで、これまでにヨーロッパやアジア圏など15カ国以上の国を訪れました。また訪れた国々で出来た友達と今も連絡を取り合い、彼らが日本を訪れる際は日本の観光案内をしています。そんな経験を通して知った世界のアレコレをお伝えできたらと思います。