中学生・高校生の留学検討時に知っておきたい!留学タイプ3つのパターン

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2016-10-26

中学生・高校生の留学検討時に知っておきたい!留学タイプ3つのパターン

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こんにちは、留学カウンセラーの川島です。私が初めてホームステイ体験をしたのは中学生のときです。また、オーストラリアの現地高校にも通いました。短期留学でも長期留学でも何でもご相談ください。まずは留学を迷っているあなたに、どんな留学ができるかご案内いたします。

留学と一言にいっても、期間や時期、引率付、1人で出発するコースなどさまざまなパターンがあることをご存知でしょうか。海外が身近に感じる今、中学生・高校生の時期に留学すれば、単純に英語を学ぶだけではなく、多くのことを吸収できます。貴重な中高校生の時期だからこそ体験できる、ご自身にあった留学を選びましょう。

中高生が留学する意義

国際感覚が養われる

留学とは言語習得はもちろんのこと、異国の生活・文化の体験、理解を目的としています。中高生は肉体的にも精神的にも多感であり、成長期といわれる時期です。その時期に異文化体験、交流をすることによって、より大きな成長が期待できます。

日本の代表として、外国の方々に日本の良さや素晴らしさを紹介し、また、外から見る日本を感じることで視野が広がることでしょう。いつも当たり前と感じていることが、当たり前ではないことに気づくかもしれません。

「伝えようとする力」が身につく

国際共通語である英語でのコミュニケーション力はもちろんのこと、最も大事な「伝えようとする力」が身につきます。留学先でできた友だちとより深く理解しあいたいという気持ちが、そうした姿勢を引き出すためです。

「伝えようとする力」が重要である理由は2つあります。

ひとつめは、相手にうまく伝えようとするのではなく、間違っていても良いので発言し、伝えようとする気持ちが強いほど相手も理解してくれようと努力をしてくれるという点です。理解してくれようとしない相手に対しては、母国語でコミュニケーションをしても正しく理解してもらうことはむずかしいです。反対に、相手がこちらに協力的であれば、多少言葉が下手であってもきちんと伝わります。

ふたつめは、話すだけでは伝わらないときにさまざまな工夫を試すようになる点です。例えば、ジェスチャーだったり、紙に書いたり、簡単な英単語を並べて説明したりなど、試行錯誤を通じて総合的なコミュニケーション力が高まります。

柔軟な時期に留学を経験すれば、単純な英語力以上のものが身につきます。

語学力

留学すれば語学力が必ず伸びるかと聞かれることがありますが、留学期間に関わらず、実際に英語を使わなければ、残念ながら何も得ないまま帰国となります。

英語でコミュニケーションを取り、生活をするので事前に、ご自身の留学生活の1日を想像してみて、使いそうなフレーズや単語などを事前に確認しましょう。実際に現地で使ってみて、そこで初めて自分の語学力と向き合うことになると思います。

何度もいいますが、1番大事なのは積極的に英語を使うことです。いくら準備をしても、現地で積極的に会話をしなければ意味のないことです。せっかくの留学ですから、どんどん話して語学力をアップしましょう。
 

中高生留学の3つのパターン

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短期留学

春休み、夏休み、冬休みを利用し参加可能な1~4週間のプログラムです。世界中からの留学生と共に国際クラスで学ぶプログラム、現地校の授業に参加するプログラム、日本人向けに企画されたプログラム等多彩なラインナップがあります。

多くのプログラムは、英語レッスンと観光・スポーツ・アクティビティを組み合わせた内容となっており、課外活動を通してより多くのことを学び、楽しむことができます。

学期間留学

現地校に転校生のような形で入学し、現地の1学期分や2学期分を現地の学生と同じように過ごしていただくプログラムです。

期間は国・都市により異なりますが、1学期は約10週間前後です。現地高校を卒業目的で長期留学する前に下見をかねての参加、英語力には自信があるからワンステップ上の留学をしたい中高校生の方などが参加されます。

卒業留学

基本的には日本の中学校を卒業または、日本の高校を退学し、現地校を卒業する目的で留学することを卒業留学といいます。留学期間は高校卒業が目的ですので人それぞれですが、約3~4年間です。卒業留学の流れには2種類があります。

①日本の中学校を卒業し、その後、語学学校にある高校進学準備コースに入学、そこで英語力をつけてから現地校に入学する流れ。
②現地校に直接入学し、英語力を伸ばしながら現地の授業にも参加し卒業を目指す流れ。

いずれの場合も、卒業後は海外の大学や専門学校へ進学することも、日本に帰国して帰国生試験を利用し日本の大学へ進学することもできます。

おわりに

1歩踏み出し、まずは春休みや夏休み、冬休み中の短期留学をしてみましょう。同年代のさまざまな国からきている方々と交流を持つことで、異文化を体感できます。数週間、外国に行き、住み、英語を使うという経験で「気づき」があり、進路を考えるのに役立つ発見があるかもしれません。

短期留学から長期留学まで留学と一言で表しても色々なプログラムがあります。ご自身にあったプログラムに参加し、可能性を広げましょう。


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