語学留学前に知っておけば安心に繋がる、日本とオーストラリアの違いについて ~生活編~

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2017-07-03

語学留学前に知っておけば安心に繋がる、日本とオーストラリアの違いについて ~生活編~

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国が違えば、人が違うといいましょうか、日本とオーストラリアには結構驚くような違いがあったりします。

今回は身近なシチュエーションでもある、スーパーマーケットとビーチ&公園に注目してお届けします。オーストラリアへ来る前に是非読んで欲しい内容を詰め込みましたので、参考にしてください。

2つの大手スーパーマーケット

オーストラリアには、誰もが知っている大手のスーパーマーケットが2つあります。1つは“WOOLWORTHS”と呼ばれる緑のサインが目印のスーパー、そしてもう1つが“COLES”という、こちらは赤いサインのスーパーです。

どちらも置いているものは良く似ていて、個人的にどちらが好きかで利用客が分かれているのですが、私はそれぞれの店のお買い得なものを買いにどちらのスーパーにも足を運びます。日本のスーパーとは少し違う点をピックアップしてみましょう。

その週のSPECIALは毎週水曜日スタート

オーストラリアでは、広告を出しているお店の多くが、水曜日から翌週の火曜日までの広告を週に1度、2日前の月曜日に発行しています。

日本のように日替わりでの公告はほとんどなく、週変わりなのはWeekly Shopping/1週間分の買い物をする家庭が多いからかもしれません。お店のTrolly/カートも日本のものより大きいです。

野菜やフルーツ、ハムなども量り売り

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オーストラリアでは、パックされているのものも売られていますが、量り売りのものが多いです。

まず野菜や果物は、備え付けの袋へ欲しいだけ入れてカートへ。自分が買おうとしている量がどのくらいの重さになるか、所々に設置されている量りを使って知ることもできるので便利です。

ハムはDELI/デリのコーナーへ行けば、お店の人がいるので、ショーケースに並んでいる商品のどれが何グラム欲しいかを告げるとパックしてくれます。

レジは3種類

お会計をするCasher・レジは大きく分けて3種類あります。

1:お店の人が立っている通常のレジにはベルトコンベアがあり、その上へ商品を自分で並べ乗せます。並べ方、乗せ方のコツですが、お店の人が袋に入れやすいように、そして自分がどうやって分け入れて欲しいかを考えながら乗せていくことです。

例えば、冷たいものばかりをまとめて、そして重いものから先に。「ミルク・チーズ・冷凍ポテト」「オレンジ・バナナ・イチゴ」「お肉・たまご」「チョコレート・スナック菓子・パン」といった順番でしょうか。

もちろん、レジの人との以心伝心に失敗してしまうパターンもあります笑。とはいえ、だいたい希望通りに入れてもらえることがほとんどです。

2:1と同じお店の人がいるレジですが、複数台あるレジの中に1台もしくは2台EXPRESSと書かれたレジがあります。お店によって違いますが、このEXPRESSレジは、買うもののアイテムが12個や15個までならOKですよというエクスプレス、つまり快速レジです。

買うアイテムが少ない人は大量の買い物をするお客さんの後ろに並んで長時間待つ必要がなく、ササッと会計を済ませられるのでとても助かります。アイテムの限定数はサインのEXPRESSと書いた下に書かれてありますのでチェックしましょう。

3:最後はセルフレジです。最近では日本でも大きなスーパーへ行くと見かけるようになりましたが、オーストラリアでは主流になりつつあります。

バーコードの付いている商品は、ピッとバーコードを読み込み、隣のスペースに設置された買い物袋へ。先ほど紹介した量り売りの野菜やフルーツは、レジの手元が量りになっているのでそこへ袋ごと乗せたら“Look up item”のボタンを押します。

するとアルファベットが出てくるはずです。商品の頭文字のアルファベットをタップ、該当するものがズラッと出てきますので、その中にある商品から手元の量りに乗せた商品を選ぶと、重さを計量し値段が算出され加算されます。

それを終えたら、先ほどの買い物袋へ入れましょう。もし、何かでトラぶってしまった際には常時スタッフが近くにいますので、手を上げてヘルプしてもらってくださいね。

鎮痛剤やちょっとした医薬品も

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急に熱が出てしまったときや、頭痛がしたときなどに欲しい鎮痛剤は薬局に行かなくてもスーパーで手に入ります。他にも風邪薬やサプリメントなども売っているので、薬局が閉まっていても安心です。

海外の薬は日本人には効き過ぎると聞いたこともあるかもしれませんが、オーストラリアでの生活ではあまり感じたことはありません。鎮痛剤も説明書にはAdult 1~2TABLET/大人1~2錠と書かれてあり、どっちだろう?と思うかもしれませんが166cm日本サイズM/Lの私は、いつも2錠飲んでいます。

効き過ぎたことは1度もありませんが、中には眠気が生じるものもあるので、そこは注意しましょう。

ビーチや公園で

こちらも、以前オーストラリアのビーチでのルールについて少し紹介したことがありますが、今回は日本のビーチや公園とは少し違ったことにスポットをあてて紹介します。

犬を放してOKの区域

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通常犬は日本と同じくリーシュにつないで散歩させましょうというルールがあります。しかし、犬を放してあげて大丈夫ですよというエリアがドッグランなどの敷地とは別に、ビーチに設けられていることがあるのです。

そのエリアでは、犬たちが自由に走ったり泳いだりできるので、思いっきりストレスを発散させることができます。逆に犬が苦手な人はそのエリアに近づかないように、サイン/看板に注意しましょう。

アルコールフリー

ここでいう“フリー”とは=“大丈夫”ではなく、ダメですよの意味です。元々オーストラリアはレストランなどの飲食店以外、つまり公共の場ではアルコール摂取が禁じられています。

もちろん、日本のように自動販売機でアルコールが売られていることは絶対にありません。そして、特に公園や人が集まる広場などには、「Alcohol Free」と書かれたサインが立っています。

そのサインが立っているエリアでは特に取締りが厳しい可能性が高いので、気をつけてください。

そしてお酒に関しての注意点がもう1つ。実際の年齢よりも若く見られがちな日本人は、お酒を買ったり飲んだりする際、オーストラリア人よりも身分証の提出を求められることが多いです。

もし、お酒を買うかも、お酒を飲むかもという状況が考えられるときは、身分証を必ず持ち歩くようにしましょう。ただし、ハメを外しすぎて、なくさないように注意してくださいね。

公共のトイレが閉まる時間帯

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日本に帰るたびにありがたいなぁと感じざるを得ないものの1つに、トイレの多さがあります。

どこへ行ってもトイレに困ることがない日本人が、オーストラリアに来るときっとトイレの在り処を探して行ったり来たりしてしまうのではないでしょうか。そして、時間が遅くなればなるほどそのトイレ探しは難しくなります。

オーストラリアでは公園などにある公共のトイレが防犯対策のため閉められてしまうことが多いです。そのため、「あ!あそこにあるから大丈夫!」と思いついても、着いたら閉まっていることも。

トイレはなるべく見つけたら見つけたタイミングで行くようにしましょう。

小さい子どもにも安心な公園

オーストラリアには公園がたくさんあります。そして日本にある公園と違うなと思うのが、オーストラリアの公園の地面は砂利やアスファルトではないというところ。

芝生やウッドチップ、転んでも怪我のしにくいゴムが敷いてあったりと子どもに優しい公園が多いです。そして、小さい子供達も安心して遊ばせてあげられるように、柵で囲んだプレイエリアが設置されている公園もあります。

住んでいる地域に2つ3つは公園がある環境なので外遊びでマンネリすることがあまりありません。天気のいい日は気持ちの良いお日様を浴びて日光浴を楽しむことができます。

おわりに

日本とオーストラリアの違い第2弾をお伝えしました。たくさんの国の文化が入り混じるオーストラリアでは、昔ほどビックリする違いは少なくなってきているとはいえ、それでもまだまだ日本から来たばかりだと驚くこともあります。

これを読んでくださっている方がオーストラリアへ来る前に少しでもこの違いを知って、渡豪した際にぜひ役立ててもらえたらいいなと思います。

この記事を書いた人

naomi

Naomi D

高校2年生の1年間、オーストラリアへ留学。日本へ帰国後、大学を卒業、日本の企業へ就職しましたが、奇遇にも?オーストラリア人の夫と出会い結婚して、2011年にオーストラリアへ移住。

今は2人のボーイズに振り回される日々を送っています。たくましい今の私があるのは、高校のときの留学のおかげ。そんな留学とオーストラリアの魅力をあますことなくお伝えしていきたいです!


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